11月のお休みです。
2(木)9(木)
16(木)〜19(日)
23(木)29(水)30(木)
2階の壁に掛けている
画家 桑迫賢太郎くんのピアノの版画は
彼ら夫婦と出会ってすぐの頃に求めたひとつです。ピアノの曲を流すので店内にぴったりだと思いました。
白い大きな紙に細い脚でたつ
黒に刷られたピアノと椅子の版は印象的で
ときおり尋ねられる事もあります。
長崎県雲仙市で花々を育てながら
静かに絵を描き彼らは暮らしています。
賢太郎くんの作品は絵画だけでなく
デザイナーの山崎加代子さんと創る
月齢カレンダーがあります。
このカレンダーがとても好きで
彼らのカレンダーを暮らしに迎えてから
4年経ちました。
いつもタイトルがあり、2023は
「in a small yard 」小さな庭で。
12回めくるごとに、今年は
彼の庭の花の絵が満ちていました。
毎年その絵の部分が変わるのです。
絵の端にはとても細い字で短い文が
記されており、そのほんのりとした
メッセージとその月の絵を合わせ眺めると
急ぎ足の心身が 落ち着こうとします。
ゆっくり見渡そう。ゆっくり生きよう。
先日、2024のカレンダーが出来たと
連絡がきました。やったぁ。
上質は紙に刷られた絵だから
月が過ぎたページは絵の部分だけ
切り取れば葉書になります。
個人的には切り取らず
月の暦も彼の記したメッセージもそのまま
裏に手紙を書き送ります。安心が満ちるその一通は相手へ愛を表せることができとっておきの一通になっていると感じています。
表紙にあたる最初の一枚には
彼の詩がかかれていてそれも本当に素敵です。出会ってほしいカレンダーです、心から。